シンプルに考える
ここまで急成長した”LINEの元CEO”という肩書きだけで内容はさておき説得力を増すのだと思う。
タイトルと同じく内容もシンプルで(文字も大きく)すぐに読み終える。今正に行き場をなくした感のある日本有数の大企業が抱える悪しき慣例に対し、1つ1つ意義を唱えていくといった感じだ。もちろんベンチャーと歴史ある企業とを簡単に比較はできないのだけど、現実逃避し過去の栄光にすがる企業の危うさを思わずにはいられない。
まだまだ多くの企業には年功序列時代の既得権益は残っているし、管理や育成に慣れた社員は主体性がなく消極的だ。過去の成功者が過去の経験に基づいて多様化した現在を仕切り(その多くはナンセンス)、売上や収益などの数値遊びに興じ、競合他者を排除する事が目的となって…
ましてエンジニアたるものは自己陶酔でも収益でもなく、ただただよりよいサービスを生み出す事に全力を注ぐべき…といった至極当たり前な事を今更改めて気づかせてくれる感じです。ここに書いてある事全てを鵜呑みにする必要はないけど、仕事において当たり前と思っている習慣が本当に意味のある事なのか、少し立ち止まって考えるよいきっかけにはなるのかと。
小さいさんの踏み台
3歳の我が子が洗面台を使う際の踏み台をずっと探してました。よく見かける安いプラスチックのは軽くて予測不能な動きをする男児には危ないし、&生活感丸出しだし…とかとか。そんな時B-COMPANYさんで良さげなスツール?を見つけたのでゲット。天板がボタンの形状になっているのが可愛いですね。配色も好みです。子供が成長して使われなくなっても観葉植物の台にしたりと色々使い道はありそうです。
それこそ以前はプラスチックも含めてキレイでポップなインテリアも好きだったのだけど(例えばフランフランとかも)、もう最近は木製だとかアンティーク調だとか専ら温かみのある感じが好みですネ。世の中がどんどん近未来へ向かえば向かうほど尚更アナログや古いものが愛おしくなるというか、、そうゆう意味ではB-COMPANYさんのテイストは正にそれで今回のように時折り射抜かれます。
そして改めて考えてみたら我が家には同店舗のアンティーク調のアイテムが幾つか揃いつつあるという、完全にカモ状態…笑。
#b-company さんで可愛いスツール?見つけたので小さいさんの踏み台にしました。 #life
BMW MINI を買った
車を買った。車を所有するのは15年ぶりだ。多分魔が差した…のだと思う(苦笑)
いや、冷静にみて税金や保険、駐車場代など維持費を考えると、必要な時だけレンタル(レンタカー)すれば十分お釣りがくるのもわかっていて、確かに無駄にお金を浪費するという感覚も否めない。けれど結局自分は車社会の時代に生まれて死んでいく…みたいな事を思えば、自分の幼少の頃の写真に一緒に映る当時の車が懐かしかったりする想いを、我が子にも感じて欲しいとかぼんやり考えてみたりも。
いずれもこれだけ交通網が発達した都会に住んで車を持つということはかなり贅沢な暮らしである。まぁ手にしたからには相応にドライブを楽しめるよう、これまでなかなか行けなかったところなんかにも行けるとよいな。長期の休みが取れたら何泊かしながら実家(九州)までのんびりと…とかも。
確かに最近の車はキーを挿さずともドアは開けられるし、キーを回さずともエンジンがかかるといったようにITを駆使したマシンであることに疑いの余地はないのだけど、アクセルを踏み、ハンドルを回すといった基本的な所作は極めてリアルでアナログ的だ。パソコンやスマホに操られた生活に慣れきった身体には至極新鮮でもあるのだけど、益々深刻さを増す運動不足はなんとかしないといけない…(苦笑)
6時に帰るチーム術
たまたま報道番組で彼女(小室淑恵さん)が出ていて、ワークライフバランス的な話をしていた。それだけだと最近はよく聞く話なのだけど、人口ボーナスやオーナス、女性が育児などで離職することによる生涯収入の定量化など、なかなか説得力があって興味を持ったのがきっかけです。
なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術
- 作者: 小室淑恵
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2008/12/30
- メディア: 単行本
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書かれている内容はまぁそうだよな…と思う内容が殆どで特にこれといって新鮮なものはなかったのだけど、しかしなんとなく理解していることを着実に実践すること。またそれを継続できる組織とすることが重要なのかと理解。そうゆう意味では改めて勇気をもってトライしなければ…と思いました。しかしこの本が書かれた8年前から、多くの現場は何も変わっていないであろう事を考えると、こういった考えが定着するのはなかなか難しいことだと実感。
きっとその責任は終身雇用や年功序列、中途半端な成果主義の経過をたどり、また残業を正とし対峙してきた経営陣にあるように思える。人口ボーナス、経済成長、大量生産大量消費に支えられ偉くなった人たちに、ワークライフバランスの意図(生産性を上げる)は伝わっていないのかもしれない。日本の名だたる大企業が連日よくない報道になを連ねるのも似たような原因だろう。