さかなの瞼

diary of chapter6

個人的な体験 **

少し前だけどノーベル文学賞の時期に相変わらず村上春樹がメディアを賑わし…(個人的には彼が受賞するのはふさわしくないと思うが)いつしかフェードアウトして。てな感じで読書家ではない私もこの時期になるとその受賞者の作品でも読んでみるかな。とか思うのです。

大江健三郎の作品はこれが初めて。たまたま目に付いたこの作品をチョイスしてみた。アフリカを夢見る自堕落な男が我が子を迎えるにあたってまるでネガティブ思考の中、物語が進む。ただでさえ父親になることに抵抗があるにも関わらず追い討ちをかけるように生まれてきた我が子は重い?障害を負っていて…。

確かに**(アスタリスク)以降はないほうがスタンダードのように思えるしなんとなく格好がつく。三島由紀夫をはじめそういった意見は多いようだ。ただこの作品が作者自身のリアルな体験に基づくものであることを考えれば当事者でしか味わえない何かがあったのかもしれない。いずれも当時と今とでは我が子を持つことの意味も幾分変わっているような気もするし、だからといってこの作品の価値は今でも変わることはなく、十分楽しめる作品だとは思います。

個人的な体験 (新潮文庫 お 9-10)

個人的な体験 (新潮文庫 お 9-10)

 

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「満ち足りないのでまず彼女の愛を喰いちぎった〜♪」全くこじつけかもしれないけど GRAPEVINE「鳥」…バードとかなんとなく…とか。

 

そろそろそわそわ。来年の手帳

この時期には来年の手帳をどうするのかあれこれ考えるのが楽しい。そもそも1月はじまりと4月はじまりとがあるので、後者の場合はもう少し悩む時期は遅れるのかもだけど。私の場合は1月はじまりなので。

確かに学業や仕事やらは年度の考えが一般的なので4月はじまりというのもわかるが、なんとなく年末から年始へかけての休暇も含めたリセット感が1月はじまりを選択する理由だ。3月と4月では(社会人にとっては)あまりリセット感がない。個人的に。

ちなみに2年前からトラベラーズノート愛用なので来年もそうするつもり。ただいつも悩むのはリフィル。基本は週間がよいのだけど状況に応じてバーチカルかホルゾンタルか悩んでしまうのだ。特に今年はワークライフバランスなんて言ってられないほど大変なプロジェクトになってしまったのでどうあれ手帳は有効に活用できていない(苦笑)是非来年こそは手帳を愛でる位の仕事の状況にはしたいものだ。

いずれもITにまみれた中でアナログな手帳は癒しアイテムなのです。

 

chapter6.hateblo.jp

 

格安simとか。

そういえば春先に大手キャリアは卒業しました。理由はやっぱり費用対効果。思えばこの間携帯というかスマホというか、世の中は色々変わってきていて。でもその変化に大手キャリアは追随するどころか利潤至上主義を頑なに貫こうとするという…嫌よね。

結果月額費用は半分以下に。もちろんこれは使い方にもよるわけで、私の場合は家ではwifi。外出先(殆ど職場)ではあまり使わないし。パケット量も2GBあればお釣りが来るし。まぁライトユーザなら尚更…という。

家族や知人とのやりとりはLINEやSNSで行えばキャリアのメールは必要ないし。確かに安かろう悪かろう的電波の悪さを感じさせるスポットもたまにはあるけど、それでも年間うん万円ものコスト削減は魅力この上ないのです。

https://www.instagram.com/p/BDrpB0xR9-5/

新年度に際し、大手キャリアは卒業しました。 #life #mobile

 

 

何度も確実に死につづける。

安部公房「密会」を続けて2回読了。正確には2.3回。らしく冒頭から渦中に放り込まれるので輪郭を確認しながら読み進めていくと途中で「あっ」てなって、改めて読み返すという(苦笑)

あぁそうか箱男の直後の作品なのか。どうりで構成が似ている。箱男が覗くなら密会は盗聴。そしてノート。安部公房を読み始めてもう随分となるが(順不同で読んでいる)この作品はとかく性的描写が半端ない。というかある種それもテーマなのでまぁ仕方ないのだけど。

今はとにかくこの感情の入り組んだ物語の整理を”ノート”を傍らに進めたいのだけど、生憎そんな優雅な時間がなかなか取れない。ジレンマ。

密会 (新潮文庫)

密会 (新潮文庫)

 

 

くたばるか 刺し違えるか 役回りが仇となるまで…

厄なのか?てなくらい今年は春先からうまくゆかない。しかしまぁそんな責任逃れはやめて因果応報なのだとも思う。たまにこうゆう風にならないとなかなか引き締まらないのは人間特有なのだと思う。

昔のような右に倣えで従うほど単純な時代じゃないし、だからといって任せられる力量はないわけだし、自身の立場としてはなかなか難しい問題だ。過渡期。そうゆう意味でのやりがいもあるにはあるのだけど。

感情には理性で対峙し、理性には感情で対峙し、

みっともないと内心見下せるのはなかなか図太くなった証拠だろう。

ここまでか 見損なうな 漢ならこの身果てるまで…味わうか?

Olivetti のノートカバー

Olivettiオリベッティ)といえば当時タイプライターを製造していたイタリアを代表するメーカーなのだけど、私がその全盛期を知るわけはなく、その名を知ったのはサヴィニャックが手がけた同社のポスターだ。それ以来私の中でオリベッティには「オシャレ」という形容詞が必ずついてまわった。

街中でふとこのノートカバーを見つけたときにまず目についてのはそのセンスよい配色で、カバーの色とステッチの色との組み合わせがいちいち可愛い。でもってよく見ると olivetti のエンボス加工。可愛い+お洒落=買い♪ 今のところ機能的には使えてないのだけど、当分はこれを所有しているだけで癒されるアイテムなのですw

https://www.instagram.com/p/BDf7gNnR9yQ/

#olivetti のノートカバーが素敵だったので思わず衝動買い。色もいろいろあって悩みます。 #italy

因みに今現在これに納まっているのはこちら↓

マルマン ノートパッド ニーモシネ A5 方眼罫 N188A

マルマン ノートパッド ニーモシネ A5 方眼罫 N188A