アナログとデジタルの狭間で…
確かに40代にもなるとこうゆうの↑に整理したくもなるわな…とか思います。いずれも今はデジタル…ライフログとしてはブログなんかも更新頻度は減ったけどずっと続けているとその間の実績、美味しいお店や観た映画、読んだ小説、触れた音楽…。振り返るのは容易い。ただやっぱり昭和世代なのだろうか?形として存在しない。無形であることの虚しさもどこかに感じていて。最近はまた情報、ライフログのツールについて悩んだりしています。
てゆーかデジタルよりも寧ろ最近は手帳をはじめ文房具の勢いは増している感もあり、故に魅力的なアイテムもどんどん登場していたり、、。眠れぬ夜は続くのですよね。
我が子も赤ちゃんから立派な子供になったし、彼に伝えたい事もどんどん増えていくでしょうし、ちょっと色々整理したい時期にきているようです。まぁよくあるのだが(苦笑)
夏への扉
SFだもん。説明しないよ♪(by冥王星/GRAPEVINE)
やっぱり大衆小説にはなかなか食指が動かなくて所謂名作的なものに手を出したりしています。これもSFとしてはメジャーな作品のようで、多少のご都合主義はまぁ愛嬌と割り切れば、至極スタンダードなタイムトラベル(時空もの)として楽しめます。主人公の飼い猫がよいアクセントにも。
1956年に1970年の舞台設定で発表し、更に作中2000年まで進む内容となっている。作中には今でいうルンバのようなお掃除ロボット(作中「文化女中器(ハイヤード・ガール)」として)も登場したりとなかなか興味深い。
因みに毎週土曜の夕方、TOKYO FM「ピートとふしぎなガレージ」であったり、山下達郎が歌にしていたりと、多方面に影響を与えている作品なのですね。確かにタイムトラベルでやってくるドラえもんだって猫だったり(笑)
- 作者: ロバート・A.ハインライン,Robert A. Heinlein,福島正実
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/01/30
- メディア: 文庫
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安部公房「飢餓同盟」
間違いなく安部公房な作品なのだけど、他とはまた違った雰囲気の作品でした。ただ読後その世界観に浸っていたいのは相変わらずで、もう読後2ヶ月は経過したにもかかわらず、なかなか抜けきれないというか抜けたくないというか。でも次の作品へも進むためこうして記事を書くことで区切りをつけようとしているのです。
世間から疎外された地方都市。その中でも疎外された人々が戦後の民主主義の煽りに乗せられて革命を起こそうとするのだけど、結局は権力者に抗えず徒労に終わるという滑稽なお話。ある意味喜劇。安部公房の作品らしく人間計器となって活躍するといったSF要素もあるが、特筆すべきは薄気味悪い独特な感性で人々を巻き込む、花井という主人公がなかなか面白い。荒唐無稽なようで…でも気づけば納得させられる冷静沈着な話術とは裏腹に、時折見せる感情的で幼稚な振る舞いなど、個人的にはとても愛着のわくキャラクターである。彼の生い立ちや悲劇とも言える結末といったところもその理由かもしれないが。
特にこの作品は登場人物が多く全体像をイメージするのはなかなか難しかった。まぁ(私の低レベルな頭脳において)安部公房の作品では毎度のことなので慣れっこですが。その分視点を変えれば色んな見え方ができる作品でもあります。安部公房にしてはラストのインパクトに欠けるが、精神を病んでしまった主人公、いや飢餓同盟へのせめてもの救いのため、決意を抱いた彼らの主治医の優しさが空しいやら切ないやらいつまでも読後感を漂わせるよいエッセンスとなっている。彼(主治医)がこの町に赴任してきたときからこの結末は約束されていたのかのように。
映画「カーズ3 クロスロード」を家族で鑑賞
このポスターは素敵ですね。今作を象徴するシーンです。5歳の息子は映画を楽しみにしつつも予告で流れるマックィーンのクラッシュシーンには少し怖さも覚えたようで、それをそっと耳打ちしてくれるほど。世代問わず本編を見る前から期待を抱かせるシーンです。
ということで先日息子を含めた家族で鑑賞してきました。多分子供が居なかったら観ることはなかったかもしれない作品。2006年公開のカーズが子供騙しではなく大人が観ても傑作であることは前ブログでも述べたが、今作もなかなかの良作でした。正直ラストの展開など不満な点が若干残るものの、カーズファンとしては観て損はない作品かと思います。逆にこれ(カーズ3)のみを鑑賞して満足できるかというと疑問ですが、、。因みにカーズ2はマストではありません。以下ついでにおさらいしときます。
カーズ。所謂カーズ1。実力はあるが性格に難ありの主人公(マックィーン)が寂れた街、ラジエータースプリングスで出会ったcarsに触れ、成長していく物語。古き良きアメリカであったり、効率ばかり追い求めることへのアンチテーゼも含まれた内容となっている。
カーズ2。マックィーンの参加するワールドグランプリに仕組まれた陰謀を暴くため、イギリスのスパイ、フィンマックミサイルらと共にマックィーンの親友メーターが活躍する物語。カーズとの関連性はなくもないが、娯楽性が高く単独でも楽しめる。故にメッセージ性は強くないが、レモンカー(欠陥車)が物語の軸にあり、車産業の抱える(た)問題なんかにも触れている感じも。
そして今作カーズ3。マックィーンはその後ピストンカップで功績をあげるも次世代のハイテクレーサーの台頭にマックィーンを含めた旧式は徐々にレース場から姿を消していった。ついにマックィーンもルーキーのジャクソンストームにとあるレースで優勝をあっさり明け渡すことになり、それ以降、焦りや無理から例のクラッシュシーンへ…(このシーンは本編でも本当にゾクッと来ますね、カーズ1からクラッシュが持つ意味は特別であったことや、そのクラッシュが今回初めて主人公に訪れるということで、そういった経緯も含め衝撃的というか…)
繰り返しだけどカーズあっての今作なので、やはりそれを前提に観るのが今作かと思います。カーズ1もそうだったように完全に成人向け映画としても立派に成り立っています。とはいえ子供の視点も完全に無視はできないので、相応のおちゃらけシーンもあったりしますが、。そうゆう意味で我が子にとってカーズシリーズは、自らの成長と共に作品の説く内容への理解が深まっていくという、この先も大切な作品の1つになっていくことでしょう。(自分におけるガンダムがそうであったように…)
いずれも満足できる作品でした。ただ唯一ラストの展開の違和感は拭えないものの、次回作にも大いに期待したいところです。マックィーンとサリーが夫婦となって子を持って…みたいな展開もアリではないでしょうか?あくまでcarsとはいえ我々が直面する普遍的なテーマをちゃんと扱えるクオリティは素晴らしいです。
因みに鑑賞後、息子が選んだのはコチラ↓(苦笑)
ディズニー カーズ トミカ C-43 ジャクソン・ストーム (スタンダードタイプ)
- 出版社/メーカー: タカラトミー
- 発売日: 2017/06/24
- メディア: おもちゃ&ホビー
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BMW MINI 「ドライブトレーン」のエラーが…
半袖シャツはダサいよね。的な…
さっきWBS(テレ東)でそんな感じのやってた。いやタイトルみたいな極端な言い方ではなくて、メーカーがもっと半袖シャツを売るには?的な内容だったのだけどね。
いずれも近年徐々にではあるがビジネスシーンにおける半袖シャツの着用比率が減っているようだ。原因は若者が半袖を敬遠しているというもの。高齢者になる程半袖シャツ愛用率が高くなっているのは笑ったw、いや笑っちゃいかんか?、苦笑。やっぱり若者の敬遠の理由はタイトルにあるようだ(=カッコ悪いよね…という)。
私もホワイトカラーだが、半袖シャツは持っていない。前世紀(20世紀)には数着持っていた記憶もあるが、やはりいつからか止めた。第一の理由はやっぱりダサいのとシャツの歴史とかアメリカの間違ったxx主義とか色々知識を持っちゃうと、、云々。あと別の理由として夏の過剰冷房が苦手なのですね。外気に合わせて服装を選んでも電車やお店でガンガン冷やされるのが嫌なのです。
まぁなんだかんだ、そらおっさんより若い人はオシャレよね。てことかと。私は悲しくもおっさんグループなんだけど、やっぱりオシャレにも多少は気を使って頑張りたいと思います故。