さかなの瞼

diary of chapter6

ぺヤングの虫のこと

ぺヤングは幼いころから好きなカップ麺の1つだ。その製品に虫、ゴ○○リが混入していたらしい。Twitterで拡散され(という表現が妥当かは真相が定かでない限り迷うが)、結果、全商品回収までに至っている。

実は私も似たような経験がある。幼い頃国道沿いにあったうどん屋に家族(両親と弟)と訪れ、うどんを頼んだのだけど、中に例の黒いものを見つけた。しかしソレを両親に知られることを酷く恐れた。何故そうゆう性格になったのかは定かでないけど、その事実を両親が知ったらきっと相応の剣幕で店員を攻め立てるに違いない。そうなったらその後、仮に代わりのうどんが運ばれたところで、気持ちよく食事は行えないのだ。自分だけ我慢すれば、両親と弟は満足して帰れるはずだ。

私は気づかれない様にソレをテーブルの下へ落とした。けれど食欲は進まず大分残してしまったため、両親には別の心配をさせてしまった。

飲食店における髪や虫の問題は程度の差こそあれ発生するものだと思う。だから故意や重過失ではない限り、幾ら客と言えど相応の対応で受け流す位の余裕は欲しい。

これも私が幼い頃の話だけど、缶詰に金属片が混入していた事があった。母親が製造元か何かに問合せ、後日菓子折りが贈られてきた。今回のぺヤングの件も一昔前なら菓子折りで済んだことかもしれない。いや今でも相手次第で大事にならず済んだはずだ。いずれもたった1つの過ちが、事業の継続にも影響を来してしまうというのは少し違和感がある。

あくまで今回の真相はわからないが、当事者でなくともそれを見聞き知った第三者が余計な加勢をする…無責任に小さな穴を無理矢理こじ開ける…そんなシーンが連想されて、なんだか気持ち悪い世の中だな…と。

ペヤング ソース やきそば 120G×18個

ペヤング ソース やきそば 120G×18個