さかなの瞼

diary of chapter6

自己犠牲的な文具「ハリナックス」

いつからか資料を針で閉じることに違和感を覚えた。それはゴミの分別やシュレッダー、重要廃棄等の処理で針を外す機会が多いからだ。確かに長期保存用だとかは話が別だが、私の仕事の場合、報告資料等中間成果物的なものが殆どで、且つ機密情報を含んだものも多く、故の針外しは結構なストレスなのだ。そんな中、最近渡される資料の中に、ハリナックスで閉じられた資料もぽつぽつ見受けられるようになってきた。てことでこの度自身もようやく手にしてみました。

KOKUYO ハリナックスプレス

因みに今回購入したのは穴あけではくてプレスタイプ。閉じる枚数に限度はあるが穴あきタイプよりは見た目がスマートなので良い。(ナナメに閉じるには少し慣れが必要だが…)

しかしふと考えてみるとこの恩恵を受けるのは(自分の使い方の場合)専ら他人だ。自身の報告書類の原紙を人数分コピーし、これで閉じて配布する。10人に配れば10人の針外し労力を節約できる計算になる。それに加え自身は通常のホチキスよりは閉じるのに(多少の)時間、労力を要するし、そもそも文具自体の出費も負ってしまうという…まさに自己犠牲的な文具なのです!(笑)

いずれも労力や資源を無駄にしないために、もっと普及してもよいのにな…と思う。まぁその内複合機で既にあるステープル機能もこれと同じようなプレス方式になる日も近いのかもしれないですね。