さかなの瞼

diary of chapter6

iOS 共有フォトストリームに潜むちょっとした罠?

…いや、とても役に立ってはいるんですよ。iOSの共有フォト。夫婦間ではもちろんなんだけど、特に遠くに暮らす両親に子供(両親にとっては孫)の写真や動画を共有できるのがいいですね。それまで実家とは携帯キャリアが提供するフォトパネルを使っていたのだけど、iPadなら同じことはもちろんFaceTimeや両親自身がタブレットを保有することで楽しみも増えると思い昨年末に贈ったのです。

結果は大成功。まぁ携帯メールも使えない両親なのでタブレットの機能を十分使えているとは言えないけど、共有フォトやFaceTimeはなかなか楽しんでもらえたのです。…が、最近ちとした問題発生。

「ストレージがなんたら…で写真が届かない」

ん?いやいや、共有フォトはiCloudとは別でクラウド上に保存されているわけだからiPad自体のストレージが圧迫されることはないはずなんだが。操作に慣れない両親と会話しても埒が明かない。一旦端末自体を宅急便で送ってもらおうかと思ったが、自身のiPhoneのストレージを調べてみた。

 共有フォトストリーム 6.2GB

あ!幾ら写真がクラウド上に保存されているとはいえ、少なくともサムネイル用の領域は必要なのか!確かに両親と共有しているアルバムは初回作成分が5,000枚になったので、2つ目も追加で作成し、間もなく4,000枚になるところだ。これだけあるとGB単位になるのも頷ける。しかも両親へ送ったiPadは16GBだった。
結局1つ目のアルバムを削除する事で数GBの空きを確保できた。

つまり

幾ら共有フォトストリームがタダ同然(50万枚)だとしても、そのサムネイル表示に耐えられる端末のストレージが必要になるのだ。共有アルバムのオーナーでなければ参加を取り消せば領域の問題は解消されるが、オーナーとして使う端末のストレージが少ないと保存する写真の枚数に制限ができてしまうということだ。50万枚を十二分に活用するには例えばストレージが十分なMacでオーナーとして共有アルバムを作成し、ストレージが少ないスマホタブレットではオーナーとは別のAppleIDで参加形式で共有する。という方法が必要なのだ。