さかなの瞼

diary of chapter6

カツと廃棄と横流し

丁度1年前の今頃は異物混入がブームだったような…

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そして今年は廃棄処分されたはずの商品がなぜかスーパーに陳列されるという…。似たようなブームが巻き起こっております。

しかしやっぱりメディアの矛先は廃棄処分業者であり、それを受け入れた食品業者という構図になっている。しかしその背景には「まだ食べられる」といった見解も示す通り(もちろん横流し自体は悪い事にしても)、元を辿れば品質に過剰反応する消費者にもその責任の一端はあるように思える。

今回の廃棄対象となった冷凍カツ。実際どの程度の異物混入だったのだろうか?実際に購入して健康被害を被ったという事例もないし、あくまでその程度次第ではあるが、別段命に関わるような内容でない限り、即廃棄ではないもっと有用な活用方法はあったのではないだろうか?…かといって破棄を依頼した側の責任でもなく、結局昨年の異物混入と同じようなモンスター化した消費者が存在することに端を発するのだ。

これが「もったいない。」を信条とする日本のやり方?