さかなの瞼

diary of chapter6

誰にも話していないこと。

随分と軽くなった身体を背負って歩いた。

胃からこみ上げ吐かれたものを拭いながら。

それでも笑顔だったと思う。

ここ数日のことなのに、

どうしてもはっきりと思い出せない・・・。

そう。

引き出しは沢山あるのだから

どんなストーリーだって組み立てられるんだ。

でも、受け入れたくない自分がいる。