さかなの瞼

diary of chapter6

映画「長崎の郵便配達」

2年ぶりの劇場鑑賞。

夏に想うことは色々あるのだけどどうしてかこうゆうのに触れないといけないような・・誰からも強制されたわけでもないけど、義務感みたいなものが年を重ねてより強くなる。難を逃れた北九州市に生まれたことによるのか、日本人故の感情なのかわからないが。

映画自体はドキュメントなのでそれ自体あーだこーだはなくて、ただ内容は被爆者に触れつつも、それ通じて心を通わせるタウンゼント親子の物語の要素が強かったように思う。あと長崎は行ったことはないのだけど、坂道の多い港町は自分の故郷の門司と似ていて懐かしい感じがした。そのうち行ってみたい土地の一つだ。


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夏の悲劇を知った当時はただただ怖くて空を行きかう飛行機に恐怖を覚えた。当時は遠い過去の話のように思えたが、その日から28年後に生まれたことや自身の歳を比べた時にそう遠くないように思えるようにもなった。そうゆう意味では核の脅威は依然やまず、本来の平和への道のりはまだ長い。僕らはその過程で生まれ、死んでいくのだとぼんやり考える。その間にできることはなんだろうかと、やはりぼんやり考える。