さかなの瞼

diary of chapter6

傾くマンションと日本人

相次いで同様のことが発覚しているということはもはやこれは業界で常態化しているということでしょう…?。これは担当とか会社とかの問題ではなく、要因の1つとしては日本人の金銭感覚の欠如からきた結果であるともいえる。

モノには適正価格というものがある。高品質で安いものなんかあり得ない。高品質なものは相応にお金がかかるし、低品質はその逆である。しかし多くの人がそれを錯覚してしまった。マンションにも牛丼のソレを勝手に当てはめているのだ。

「うまい、やすい、はやい」

それはそれとして、経営サイド…似たような事柄が日本を代表するような大企業でも相次いで起きていることを考えると、もう今の日本人に正攻法で利益を出せることを期待するのはナンセンスなんだろうか。まぁ確かに過去の高度成長の成功体験にすがっているようでは、いつになっても変化著しい時代を乗り切っていくことはできないのだろう。