さかなの瞼

diary of chapter6

夏への扉

SFだもん。説明しないよ♪(by冥王星/GRAPEVINE

やっぱり大衆小説にはなかなか食指が動かなくて所謂名作的なものに手を出したりしています。これもSFとしてはメジャーな作品のようで、多少のご都合主義はまぁ愛嬌と割り切れば、至極スタンダードなタイムトラベル(時空もの)として楽しめます。主人公の飼い猫がよいアクセントにも。

1956年に1970年の舞台設定で発表し、更に作中2000年まで進む内容となっている。作中には今でいうルンバのようなお掃除ロボット(作中「文化女中器(ハイヤード・ガール)」として)も登場したりとなかなか興味深い。

因みに毎週土曜の夕方、TOKYO FM「ピートとふしぎなガレージ」であったり、山下達郎が歌にしていたりと、多方面に影響を与えている作品なのですね。確かにタイムトラベルでやってくるドラえもんだって猫だったり(笑)

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)